ローンが残っている車は売れる?所有権の確認と手続きの流れ

「まだローンが残っているけれど、車を売れるの?」というご相談はとても多いです。結論からいうと、ローン返済中の車でも売却はできます。ただし、ローンの組み方によって手続きが変わるので、最初に確認しておきたいポイントがあります。
01まずは車検証の「所有者」を確認
車検証(電子車検証の場合は「自動車検査証記録事項」)には、「所有者」と「使用者」の欄があります。ここに誰の名前が書かれているかで、手続きが変わります。
| 所有者の欄 | よくあるケース | 売却の手続き |
|---|---|---|
| ご自身の名前 | 銀行などのマイカーローン・一括払い | 通常どおり売却できる。ローンは借りた先へ返済を続ける |
| ローン会社・販売店の名前 | 販売店で組んだオートローン | 「所有権解除」の手続きが必要 |
02所有権解除とは?
販売店で組むオートローンでは、ローンを払い終えるまで、車の所有者をローン会社や販売店にしておく「所有権留保」という形が一般的です。この車を売るには、ローンを完済して、所有者をご自身(または買取店)に変える必要があります。これを「所有権解除」といいます。
所有権解除に必要な書類はローン会社から取り寄せます。買取店が手続きを代わりに進めてくれることが多いので、まずは相談してみましょう。
03ローン残高と買取額の関係
買取額のほうが多い場合
買取額でローンを完済し、残った差額を受け取れます。たとえば買取額が100万円、ローン残高が60万円なら、ローンを完済したうえで差額の40万円が手元に残るイメージです。
ローン残高のほうが多い場合
買取額だけではローンを払い切れないため、足りない分を用意する必要があります。現金で支払う方法のほか、乗り換えの場合は、次の車のローンにまとめる方法を案内しているお店もあります。ただし、まとめると次のローンの返済額が増えるので、無理のない計画かどうかをよく確認しましょう。
04売却までの流れ
- 車検証で所有者を確認し、ローン会社に残高(一括で返す場合の金額)を問い合わせる
- 買取の査定を受けて、買取額を確認する
- 買取額と残高を比べ、足りない分があればその支払い方法を決める
- ローンの完済と所有権解除の手続き(買取店と一緒に進める)
- 名義変更・お車の引き渡し、差額の受け取り
ローン会社への残高の問い合わせは、契約者ご本人からしかできないことが多いです。査定の前に確認しておくと、話がスムーズに進みます。
05注意したいこと
- 所有者がローン会社の車を、勝手に売ったり譲ったりすることはできません
- 残価設定ローンは、契約の内容によって手続きや精算の方法が違います。契約書を用意してご相談ください
- 銀行のマイカーローンは、車を売ってもローンの返済は続きます
06まとめ
- ローン返済中でも車は売れる。まずは車検証の「所有者」を確認
- 所有者がローン会社・販売店なら、完済と所有権解除が必要
- 買取額が残高を上回れば、差額を受け取れる
必要な書類については「車を売るときの必要書類チェックリスト」もご覧ください。ローンが残っている車の売却も、まずは無料WEB査定やお電話でお気軽にご相談ください。


