2026年の中古車買取相場はどうなる?円安と海外輸出から見る「売り時」

「今は車を売るのに良いタイミングなの?」というご相談が増えています。結論からいうと、2026年の中古車相場は、ここ数年でも高い水準で推移しています。その背景にあるのが、円安と海外への輸出です。
この記事では、2026年8〜9月に公表されたデータをもとに、相場の動きと、売るときに知っておきたいポイントをまとめました。
01オークションの成約単価は前年より約1割高い
中古車の相場を知るうえで目安になるのが、業者向けのオートオークションの成約価格です。大手オークション会場USSの2026年6月の成約車両単価は約131万円で、前年同月と比べて約7%の上昇でした。
オークションの相場が上がれば、買取店が買い取る価格も上がりやすくなります。買取相場のレポートでも、海外需要と円安を背景に「秋ごろまでは高値圏で推移する見込み」とされていました。
02中古車輸出は上半期として過去最高
相場を押し上げているのが、海外への輸出です。財務省の貿易統計などをもとにしたレポートによると、2026年1〜6月の中古車輸出台数は853,363台で前年同期比3.7%増。上半期としては過去最高になりました。
| 2026年1〜7月の主な輸出先 | 台数 |
|---|---|
| 1位 ロシア | 134,440台 |
| 2位 タンザニア | 100,769台 |
| 3位 ニュージーランド | 54,890台 |
これまで大きな輸出先だったアラブ首長国連邦(UAE)向けは、中東情勢の影響で2026年の春以降に大きく落ち込みました。その分、アフリカやロシア、ヨーロッパへの直接の輸出に切り替わる動きが進み、全体としては高い水準が保たれています。
03どんな車が海外で求められている?
2026年8月に公表された買取相場のレポートでは、海外で需要が高い車として次のような傾向が挙げられています。
- 年式の新しい(1〜3年程度の)車:海外でも人気が高く、高値で取引されている
- 5〜7年落ちの車:各国の輸入規制に合いやすく、海外のバイヤーが求めている
- 走行10万km超え・10年以上の車:国内では評価されにくいが、アフリカ・中東・アジアなどで一定の需要がある
つまり「古いから値段がつかない」とは限らないのが、今の相場の特徴です。走行距離の多い車の売り方は「10万km超え・10年落ちの車は売れる?」で詳しく解説しています。
04これからのリスクも知っておこう
高い相場がいつまでも続くとは限りません。次のような変化があると、相場が下がる可能性があります。
- 為替が円高に動く:海外のバイヤーにとって日本の中古車が割高になる
- 輸出先の規制や情勢が変わる:UAE向けのように、ある国への輸出が急に減ることがある
- 船や港が混み合う:2026年7月の輸出台数は前月より11.3%減り、自動車を運ぶ船の不足や港の混雑が影響したとされています
中古車の相場は毎日動いていて、2〜3週間で金額が変わることも珍しくありません。「そろそろ手放そうかな」と思ったら、相場が高いうちに一度査定を受けて、今の金額を知っておくのがおすすめです。
05道南で車を売るなら
ガレージA&Yは、買い取った車を自社の店頭で販売するほか、海外への流通ルートも持っています。国内で評価されにくい車でも、需要のある売り先を探して値段をつけられるのが強みです。
06まとめ
- 2026年はオークションの成約単価が前年より約1割高く、相場は高い水準
- 中古車輸出は上半期として過去最高。輸出先はロシア・アフリカなどへ移っている
- 円高や輸出先の情勢の変化で相場が下がるリスクもある
- 売るか迷っているなら、相場が高いうちに査定で金額を確認しておく
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参考:株式会社ファブリカホールディングス「中古車買取相場推移レポート」2026年7月版(MOTA 2026年8月1日掲載)/株式会社ユー・エス・エス「月次データ」2026年6月度/株式会社ABC「中古自動車輸出動向レポート」2026年7月速報版(LOGISTICS TODAY 2026年9月4日掲載)。数値は各レポートの公表時点のものです。


